アトリエミーティング(第4回)
「アトリエミーティング」
生来が、一匹狼の性質である。
あまり、人と群れることに安心を覚えないし、群れたこともない。
しかしながら、自分もやっぱり社会的動物だと思うのは、唯一芸術をものする人
々(絵を描く人々)の中にいて、不思議と癒されてしまうときである。
そんな訳で、何らの画才もないのに、ebcとのお付き合いは数年に及ぶ。私にとっ
てはありがたいことである。
今回、何らの画才もないのに(笑)、10回目のオープンアトリエに参加させてい
ただき、自分を少々役立てられるのは、日頃の感謝や恩返しの気持ちもこめ、嬉
しいことであると思う。
10回目というのは、敬意を払うに値する。
ときに組織は私のように帰属意識の低い人間も抱えねばならないし、組織を組織
として維持していくのは、ある意味立ち上げるより難しいのではないかと思う。
だからこそ、会社は、組織運営に最も効率的な、上位下達の堅固な権力構造を取
っているのだ。
当然だが一方のebcはそうではない。そもそもそういう構造が馴染まないし、発想
が硬直するような組織ではアーティストたりえないだろう。メンバーは基本的に
対等である。自然と人の出入りも多くなるだろうし、互いに衝突することもある
だろう。人の集まりとは、本来そういうものだ。
それが想像つくだけに、同じイベントが10回も続いたというのは、やっぱりすご
いと思うのだ。
では。
ebcは、どうしてできたのか。
ebcは、どのようにebcになったのか。
ebcは、どうebcたりえるのか。
今回のオープンアトリエのテーマは、それを掘り下げることに通じる。
私にとっては、ebcの発端に、その後の経緯に、そして現在の個々のメンバーに思
いを馳せ、それによって、イベントを作り上げていく作業に日々参加しているよ
うなものである。
ebcへの表敬でもある。
そして、楽しいことでもある。
(上記は、10回目のオープンアトリエ開催に向けて、ゲストの橘が執筆し、ebcメ
ンバーの上岡さんの手を経て掲載しております。今後とも宜しくお願い致します
。) 了





